海外旅行の出発前、搭乗までの待ち時間に「美味しいものを食べてから飛行機に乗りたい」と思うことはありませんか？成田空港第1ターミナルにある「肉料理 やきすき やんま」なら、そんな願いが叶います。さらにPriority Pass（プライオリティ・パス、PPカード）を持っていれば、追加料金なしで和牛ランチを楽しめるのも魅力です。空港ラウンジ以外の新たな使い方としても注目のやんまで、ちょっと贅沢な旅のスタートを体験してきました。
やきすき やんまとは？成田空港で味わう贅沢な和牛ランチ
「肉料理 やきすき やんま」は成田空港第1ターミナルの4階、レストラン＆ショップエリアにあります。出国審査前のランドサイドに位置しているので、出発前はもちろん、見送りに訪れた家族や友人とも気軽に利用できるアクセスの良さが魅力です。
店内は落ち着いた和モダンの雰囲気。カウンター席に座れば、目の前で和牛が焼き上げられていくライブ感を間近で楽しめます。一枚ずつ丁寧に焼かれる肉がジュウジュウと音を立てるたびに、食欲がどんどん刺激されていきます。
名物の「やきすき」は、すき焼きと鉄板焼きを融合させたお店自慢のメニュー。和牛の旨味と甘辛い割り下が絶妙に絡み合い、一口ごとに幸せが広がります。ご飯との相性も抜群で、ついお箸が止まらなくなる美味しさです。
仕上げには優しい甘さのミルクプリンが登場。食後まで大満足のコースになっています。
PPカードで食べられる「やきすき＆ミルクプリン」セットの魅力
PPカードの利用で提供されるのは、通常3,400円相当の「やきすき＆ミルクプリンセット」。もちろん飲み物は別料金ですが、この内容が追加料金なしで味わえるのはまさに特権です。
まず提供される＜やきすき＞には、店内でカットされた新鮮な生和牛を使用。注文ごとに目の前の鉄板で好みの焼き加減に仕上げてくれます。和牛の美味しさをシンプルに、ストレートに堪能できる贅沢な一皿です。
使用するお米は、地元・千葉県産のコシヒカリに押麦をブレンドした特製ごはん。鶏ガラをじっくり煮込んだスープや、自家製のやきすきのたれもすべて店内仕込み。細部まで素材にこだわり抜かれています。
さらに味の決め手となるのが溶き卵。こちらは卵黄のみを使用し、丁寧にこして滑らかな舌触りに仕上げられています。やきすきを絡めるも良し、余った卵をたまごかけご飯にして最後の一口まで楽しむも良し。すべてが手作りにこだわり、市販の加工卵液は一切使われていないのも嬉しいポイントです。
そして食後に登場するミルクプリンは、口当たりなめらかで優しい甘さが広がります。まさに「完璧な旅のランチセット」がここに完成しています。
Priority Pass利用時の注意点と混雑を避けるコツ
やきすき やんまのPPカード利用は、いくつか条件があります。
まず、利用時間は毎日12時から17時までと決められています。朝早くからの利用はできません。以前は午前利用も可能でしたが、人気の高まりで現在の時間帯に限定されました。
利用にはPriority Passカード（またはアプリ画面）と、当日出発の搭乗券またはeチケットの提示が必要です。ここで注意すべきは、「出発3時間以内の搭乗券」であること。2025年6月以降の新ルールで、出発当日であっても早すぎる時間帯や到着後の利用はできなくなりました。
また、特に12時〜13時のランチタイムは混雑する傾向があります。スムーズに入りたい方は、なるべく開店直後を狙って早めに空港に到着しておくのがおすすめです。カウンター席が多いため、ひとり利用なら比較的早く案内されるケースも多いですよ。
利用は原則1回限り。6時間以内の再利用はできませんが、一度体験すればきっと満足できるはず。あとはお腹も心も満たされた状態で、搭乗までの時間をゆっくり過ごせます。
Wonder Point
成田空港の「やきすき やんま」は、単なる空港ごはんを超えた、まさに旅のプロローグにふさわしい特別な食体験です。目の前で焼き上げられる和牛、こだわり抜かれた食材、丁寧な調理、そして優しい甘さのデザートまで。ひとつひとつが旅の気分を盛り上げてくれます。Priority Passを持っているなら、この贅沢が追加料金なしで体験できるのは本当におすすめ。普段のラウンジ利用とはまた違った「美味しい空港の過ごし方」をぜひ体験してみてください。出発前のわずかな時間が、旅の思い出のひとつになるはずです。
- 肉料理 やきすき やんま
- 電話番号: +81 476-32-3200
- 営業時間: 10:00〜20:00（ラストオーダー 19:30）
- 千葉県成田市三里塚御料牧場1-1, 成田国際空港 第1ターミナル セントラルビル 4階, 〒286-0111 日本